本を読む人

本の世界は
言葉では言い表せないような
すてきな時間が過ごせる



恋愛ものなら
恋に墜ちる主人公になりきり
胸が締め付けられる思いをかかえながら
読み進む



ミステリーは
事件の鍵となるものを想像しながら
解決にむかっていく課程を
一緒に体験する空想ができる



ファンタジーは
現実にはあるようなないような世界だが
大人ファンタジーは
奥が深い
最後までどうなるかわからないところがいい



好きな作家は決まっている
心の安定剤とばかりに
必ずいつでも読めるように
そばに置いておく
寝る前に
数ページ読むだけで
心が幸せになって
いい夢が見られそう


いつも同じ作家ばかりでは
心のスペースが
埋まらないので…


読んだことのない作家にも
手を伸ばしてみる


すると
意外にはまる作家も見つかるときがある
そんなときは
とても気分がいい



わたしが好きになる作家は
文章に
空気感と色と香りとを感じさせてくれる
そして
リズム


でも一通り他の作家に浮気したら
また
大好きな作家に必ず戻る
浮気してもちゃんと帰る


今年の夏は
歴史小説に浮気する

タグ：本 作家 色 香り リズム 空気感 歴史小説 ファンタジー 恋愛